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高まるリサイクル意識に対応し、イヴリでは生ごみのリサイクルシステムをご提案しています。

本処理機により、コンポスト化された原料を元に、イヴリプラントシステムと併用する事で、生ごみのリサイクル事業を進めることを可能とします。

自動運転方式の簡単なオペレーションで、ごみのリサイクルを実現します




イヴリプラントと併用し、畜産廃棄物を原料とした、リサイクル事業を展開することを可能とします。




循環型社会への転換

20世紀の経済成長を支えてきた大量生産・大量消費・大量廃棄の・社会システムは、地球温暖化や廃棄物処理等の深刻な問題を引き起こしています。近年の廃棄物発生量は高水準で推移しており、私達の生活を脅かす存在になっています。政府は、西暦2000年を循環型社会元年と位置付け、廃棄物処理・リサイクル問題を緊急の課題として環境関連法を整備するなど、循環型社会への転換を強く求めています。

聖豊商事(株)の取り組み

聖豊商事(株)は、これまで、おもにプラスチックを原料とした製品を農産業廃棄物から生産しています。原料は、籾殻、茶殻、おから、おがくず等です。これらの製品は、製造プラントのページに示すような工程を経て生産されます。弊社は昨年度、東京と技術アドバイザと当研究所の協力により、図3に示すような金型への原料供給装置を試作しました。本装置は、ホッパ内のパウダー状の原料を一定量採取し、金型へ供給する機構を自動化したものです。本装置とプレス機は一連の動作をするようにコントロールされます。また、原料の移動速度や成型条件の調整ができるようになっています。


今後の事業展開

弊社は、もともと植物性廃棄物を成型可能な材料にするための粘着材を開発していましたが、今回試作した装置は原料供給から成型までを自動化するためのシステム開発の基盤となるものであり、今後はこれを原型として前後の工程を含めたプラントシステムに拡張していきます。農産業廃棄物の処理としては、堆肥や飼料として再利用する技術が一部で開発されていますが、その処理量や処理時間には限界があります。農産業廃棄物のリサイクル技術を開発し、生分解性を有する環境にやさしい素材の利用を促進するための弊社の取り組みは、循環型社会の創造に貢献できると期待しています。